# Axion ユーザー向け説明資料

更新日: 2026-05-22

## 1. Axionとは

Axionは、ヒアリング内容や打ち合わせ資料をもとに、AIでAX/DX施策を考え、評価し、見積書と提案書まで作成する業務支援サービスです。

主な目的は、提案担当者が「顧客情報の整理」「施策アイデア出し」「優先順位付け」「見積・提案書作成」にかける時間を短縮し、より質の高い提案活動に集中できるようにすることです。

## 2. できること

Axionでは、次の業務を一つの流れで進められます。

1. 顧客情報を登録する
2. ヒアリングシートを作成する
3. 顧客別の入力URLを発行する
4. 顧客から入力された内容を確認する
5. 打ち合わせ音声やMarkdown/TXT/CSVファイルを登録する
6. AIで議事録・要点を整理する
7. AIでAX/DX施策アイデアを生成する
8. AIで施策を10項目採点する
9. 上位施策を絞り込む
10. AIで見積書本文を生成し、金額はシステム側で計算する
11. AIで提案書を生成する
12. PDF出力や共有用資料として活用する

## 3. 利用する画面

### ダッシュボード

ログイン後に最初に表示される画面です。案件や主要メニューへの入口として使います。

### 顧客管理

顧客の会社情報、担当者情報、課題、既存システムなどを登録します。

顧客名をクリックすると顧客詳細画面に進み、次の情報を確認できます。

- 概要
- 案件
- ヒアリング内容

### ヒアリングシート

会社別ではなく、用途別のヒアリングシートタイプを作成します。

例:

- 初回ヒアリング
- バックオフィス業務ヒアリング
- 営業業務ヒアリング
- 製造現場ヒアリング
- システム刷新ヒアリング

フォーム制作画面では、入力項目を自由に追加・編集・並び替えできます。

### 案件管理

顧客ごとの提案案件を管理します。

案件詳細では、次のタブを使って提案作成を進めます。

- 概要
- 打ち合わせ登録
- 提案生成
- 評価・絞り込み
- 見積書
- 提案書

### 管理画面

管理者向けの設定画面です。

主に次の設定を行います。

- Gemini / OpenAI APIキー設定
- 用途別AIプロバイダー設定
- SMTPメール設定
- 接続テスト
- 監査ログ確認

## 4. 基本的な利用フロー

### Step 1: ログインする

`/login` からメールアドレスとパスワードでログインします。

初めて利用する場合は `/signup` から会員登録します。初回登録ユーザーは管理者になります。

### Step 2: 顧客を登録する

`顧客管理` から新規顧客を追加します。

入力するとよい情報:

- 会社名
- 業種
- 担当者名
- メールアドレス
- 経営課題
- 業務課題
- 既存システム
- AI利用可否

### Step 3: ヒアリングシートを作成する

`ヒアリング` からヒアリングシートタイプを作成します。

フォーム項目は、自由に追加・編集できます。

主な項目タイプ:

- テキスト
- 長文
- 選択肢
- チェックボックス
- セクション見出し

### Step 4: 顧客別URLを発行する

顧客詳細の `ヒアリング内容` タブから、ヒアリングシートを選んで顧客別URLを発行します。

顧客にURLを共有すると、顧客はログインなしでフォームに回答できます。

回答された内容は、その顧客に自動で紐づきます。

### Step 5: 回答内容を確認する

顧客詳細の `ヒアリング内容` タブで、発行済みURLと回答結果を確認できます。

回答結果はMarkdownとしてダウンロードできます。

### Step 6: 案件を作成する

`案件管理` から顧客に紐づく案件を作成します。

案件には、提案テーマや狙いを登録します。

### Step 7: 打ち合わせ資料を登録する

案件詳細の `打ち合わせ登録` タブから、音声またはテキストファイルを登録します。

対応形式:

- MP3
- M4A
- WAV
- MP4
- Markdown
- TXT
- CSV

音声は文字起こし対象として、テキストファイルはそのまま分析対象として利用します。

### Step 8: 提案を生成する

`提案生成` タブでAI生成ジョブを実行します。

AIは、登録された顧客情報、ヒアリング内容、議事録、課題、制約をもとに、AX推進に向けた施策アイデアを生成します。

想定される施策例:

- 生成AIによる問い合わせ対応の自動分類
- AI-OCRと生成AIによる請求書処理の効率化
- 営業メールの要約・返信案作成
- 現場日報の自動集計
- 経営会議資料の自動ドラフト生成

### Step 9: 評価・絞り込みを行う

`評価・絞り込み` タブで、AIが施策を10項目で採点します。

評価項目:

- 顧客課題適合度
- 改善効果
- 事業インパクト
- 実現可能性
- 費用対効果
- 導入スピード
- 現場定着性
- 経営優先度
- 拡張性
- 提案差別化

上位施策を候補として確認し、必要に応じて担当者が調整します。

### Step 10: 見積書を作成する

`見積書` タブで見積書生成ジョブを実行します。

AIが生成する内容:

- スコープ
- 成果物
- 前提条件
- スコープ外事項
- リスクメモ

金額はAIに決めさせず、システム側で次の情報から計算します。

- 役割別単価
- 工数
- 税率
- 利益率

これにより、見積金額の根拠を管理しやすくします。

### Step 11: 提案書を作成する

`提案書` タブで提案書生成ジョブを実行します。

AIが生成する内容:

- 提案書タイトル
- サマリー
- 顧客現状
- 主要課題
- 提案方針
- 施策ごとの提案内容
- 実装ステップ
- 期待効果
- リスク

絞り込まれた施策をクリックすると、施策ごとの提案内容を確認できます。

## 5. AI API設定

AI生成を利用するには、管理画面でAPIキーを設定します。

対応プロバイダー:

- Gemini
- OpenAI

用途ごとに利用プロバイダーを選べます。

- 生成AI
- 文字起こし
- 議事録
- 提案生成
- 採点
- 見積書
- 提案書

APIキーが未設定の場合、一部機能はモックまたはエラー表示になります。本番利用では、管理画面で接続テストに成功していることを確認してください。

## 6. メール設定

パスワード再発行メールを送るには、管理画面でSMTP設定を行います。

GmailやGoogle Workspaceのメールを使う場合も、通常はSMTP設定として登録します。

Gmail / Google Workspaceで使う情報:

- ホスト: `smtp.gmail.com`
- ポート: `587`
- 暗号化方式: `STARTTLS`
- ユーザー名: GmailまたはGoogle Workspaceのメールアドレス
- パスワード: 通常のログインパスワードではなく、Googleのアプリパスワード

SMTP接続テストでメールが届くことを確認してから運用してください。

## 7. アカウント設定

ログイン後、左サイドバー下部のユーザー名をクリックすると、アカウント設定とログアウトを選択できます。

アカウント設定では、自分の登録情報を編集できます。

パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の `パスワードを忘れた方` から再発行します。

## 8. 権限

Axionには次のロールがあります。

| ロール | 主な役割 |
| --- | --- |
| admin | 管理画面、API設定、SMTP設定、全体管理 |
| member | 顧客・案件・提案作成など通常業務 |
| reviewer | 見積承認などレビュー業務 |

管理画面のAPIキーやSMTP設定は、管理者のみ操作できます。

## 9. 運用上の注意

- AIの出力は必ず担当者が確認してください。
- 見積金額はシステム計算ですが、最終提出前に担当者または承認者が確認してください。
- APIキーやSMTPパスワードは画面に平文表示されません。
- 顧客別ヒアリングURLは、必要な相手だけに共有してください。
- 本番環境では、定期的なDBバックアップを行ってください。

## 10. よくある質問

### Q. AI生成がフォールバックや失敗になります

管理画面でGeminiまたはOpenAIのAPIキーが正しく設定されているか確認してください。

接続テストに失敗する場合は、APIキー、モデル名、利用制限、請求設定を確認してください。

### Q. GmailでSMTPエラーになります

通常のGoogleログインパスワードでは送信できません。Googleアカウントで2段階認証を有効にし、アプリパスワードを発行して使ってください。

Google Workspaceの場合、管理者側でアプリパスワードが許可されていないことがあります。

### Q. 顧客別URLから回答された内容はどこで見ますか

`顧客管理` から対象顧客を開き、`ヒアリング内容` タブで確認します。

### Q. 音声ではなく議事録ファイルでも使えますか

使えます。Markdown、TXT、CSVファイルを登録すると、その内容をもとに分析できます。

### Q. 見積書の金額はAIが決めていますか

いいえ。AIは見積書の文章を生成しますが、金額は単価・工数・税率・利益率からシステム側で計算します。

## 11. 推奨する初回セットアップ

1. 管理者アカウントでログインする
2. 管理画面でGemini APIキーを設定する
3. 接続テストを実行する
4. SMTP設定を登録する
5. SMTP接続テストを実行する
6. 顧客を1件登録する
7. ヒアリングシートを作成する
8. 顧客別URLを発行する
9. 回答内容を確認する
10. 案件を作成して提案生成まで試す

## 12. 画面URLの例

本番環境:

- ログイン: `https://cognify.works/axion/login`
- ダッシュボード: `https://cognify.works/axion/dashboard`
- 顧客管理: `https://cognify.works/axion/customers`
- ヒアリング: `https://cognify.works/axion/hearings`
- 案件管理: `https://cognify.works/axion/projects`
- 管理画面: `https://cognify.works/axion/admin`

